奈良唐招提寺の名花けいか、薬草園、うちわまきや鑑真和上も初夏の行事。

けいか お寺めぐり
唐招提寺の名花

奈良唐招提寺へ行こう

唐招提寺が4月から春ちょうど花が咲きごろになっています。
ツツジは満開、藍色のカキツバタも咲いています。

奈良唐招提寺けいか(花)とは


けいか「瓊花」が御影堂供華園に
瓊花の見頃は4月下旬~5月上旬
唐招提寺では5月3日まで御影堂の供華園を特別公開。
隋の皇帝・煬帝のお気に入りで門外不出だったそうです。鑑真和上の故郷である中国揚州から送られました。
白くて大きな五輪のはなびらが、実はアジサイみたいにガクで真ん中のちいさなちいさな白い花たちが主役なのです。
近づくと甘い甘い香りがします。

薬草園が出来ている最中

南大門からすぐ左側にはまさに工事中という感じですが薬草園の準備の真っ最中です。
その真ん中にも「けいか」が咲いていますがとても立派な樹木なのでお花を見るには高すぎるので供華園で近くで見られると良いですね。
ヤマトトウキ、ウイキョウ、いろいろ植えて整備されている最中です。
楽しみですね。

奈良唐招提寺といえば金堂

奈良時代の天平を代表する堂々たる建築金堂は必見です。
左側には、千手観音菩薩様の手はまさに千本!奈良時代からずっと立ち続けています。(実は953本ですが壮観です)
真ん中は廬舎那仏座像(るしゃなぶつざぞう) 平安時代の仏さまです。
右側には、薬師如来立像(やくしにょらいりつぞう)です。
四隅には「すみ鬼」がいますが、ひとつだけ特徴があり、絵本にもなりました。

奈良唐招提寺天平の甍(てんぴょうのいらか)を見よう

御宝蔵は200円必要ですが、ここには天平時代の甍が展示されています。東側は天平時代、西側は鎌倉時代。違いを比べてみてください。金堂大修理で新しい甍が置かれたからこそ、こんな近くで見られます。勅額は独特の書体です。

5月19日うちわまき

毎年5月19日には国宝・鼓楼にてうちわまきが盛大に行われます。
法華寺の尼僧がハート型うちわを供えたことが始まりとか。19日当日にうちわまき参加券・抽選券が配られるようです。病魔退散や魔除のご利益があるハート形のうちわ。開門9時に並んで整理券が配られるのが15時からのうちわまき参加券。参加できなかった人たちには抽選券。
当日参加できない人は売店で宝扇として千円で買えますよ。

奈良唐招提寺へのアクセス

JR奈良駅 六条山行バス17分 「唐招提寺」下車すぐ
近鉄 西ノ京駅 徒歩8分

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