まいこさんに会いたい
京都に来たら舞妓さんに会いたい!お会いできるチャンスはいろいろあります。
今回は夢が叶って、ご紹介いただきお茶屋デビューできました。
上七軒とは。北野をどり
北野天満宮のそば。豊臣秀吉が京都に作った一番古い花街なのです。
春公演「北野をどり」が復活しましたので3月に行ってきました。
上七軒歌舞場はとてもこじんまりとした舞台ですが、
至近距離で舞妓さんや芸妓さんそろいの舞いぶりが見られます。
夏になると、ここでビアガーデンがあります。舞妓さん、芸妓さんが浴衣姿でお話してくれますよ。
二千円とビール代、おつまみ代だけでとっても気楽です。
また2月は北野天満宮の梅花祭ではお茶を点ててくれます。
まいこさんのヒミツ
舞妓さん、自分で置屋を選んで履歴書を送り、とっても行動力があるしっかりさん。
毎日、踊り、三味線や鼓、お茶とお稽古をされています。
お茶屋さんでお酌をしたりご挨拶するときの舞妓さん名刺代わりのシールは自腹。
でもデザインは自分の好みにできるので、紙質や色、文字など舞妓さんのセンスが出ます。
年少さんはシンプルですが、年長さんになるとさすが凝っています。
ぽっちり
帯のまんなかにあるのは「ぽっちり」と言うんですって。
仮面ライダーの変身ベルトみたいと言っている人に「変身できるんですよ」と
上手にかわして答えて上手い!
サンゴやヒスイなど高価な宝石で作られていて、家一軒分くらいの値段らしいです。
転んだ時には、顔よりも一番に守る所だって、本当に言われているらしい…
かんざし
舞妓さんは自分の髪で結いますが。結い方もかんざしも時期によって違います。
かんざしは季節ごとに違い、ぜんぶで12か月に加え、祇園祭の時、特別なあつらえがあります。
そして、舞妓さんも「年少さん、年中さん、年長さん」と変わります。
年少さんは、ゆらゆらゆれる、つまみかんざし「びらびら」が付きます。
年中さんは、ほんわり全体のかんざしです。写真は年中さん。菜の花に蝶がゆらゆら動きます。
年長さんは、大きな花がひとつ付きます。
だらり帯
舞妓さんのトレードマークは後ろ姿でゆらゆら揺れながら歩く姿。帯の下にある文様は
それぞれお茶屋さんのおうちの印です。
昔は迷子になった舞妓さん、おうちの印でひとめわかるためだそうです。袖上げしている着物
共に、愛らしさを感じる衣装です。歩く伝統芸能の美。大事に見守ってくださいね。
五花街
京都には5つの花街(はなまち)があります。
まとめて五花街(ごかがい)と言います。
祇園甲部(ぎおんこうぶ)、宮川町(みやかわちょう)、先斗町(ぽんとちょう)、上七軒(かみしちけん)、祇園東(ぎおんひがし)
6月には五花街合同公演では、「祇園小唄」がそれぞれの流派で踊るので、違いが見られますよ。
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