真名井神社での不思議体験。天橋立からのアクセスは?むすひ詣りとは?

めぐり旅

海の京都、元伊勢に行きたかった真名井神社。海部公子さんから教えて頂いた神社へ行ってきました。

真名井神社(まないじんじゃ)とは

真名井神社は「奥宮 眞名井神社」と呼ばれています。
もともと豊受大神(とようけおおかみ)が祀られていたところ、天照大神(あまてらすおおみかみ)が伊勢へお招きした所縁です。
元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)の奥宮とされて大切にされています。

元伊勢籠神社へまずは参詣しました

籠神社境内も撮影禁止です。入口の狛犬の足に注目してくださいね。天橋立の伝説になった犬です。本殿は伊勢神宮と同様の神明造りで、勝男木は十本、千木は内そぎになっています。
高欄上の五色(青、黄、赤、白、黒)の座玉(すえたま)は、伊勢神宮御正殿と籠神社以外には拝せられないもので貴重です。
丹後国一之宮、丹後国総社として古来より大切にされた格式ある神社です。

元伊勢籠神社へ車でアクセス

神社までのアクセスは車ならば、
京都縦貫自動車道(与謝天橋立I.C)→R176→R178→元伊勢籠神社 というルートになります。

天橋立駅から観光船・路線バス・自転車・徒歩でアクセス

天橋立を通る場合 徒歩で60分、自転車だと20分程度です。
観光船をご利用の場合(約12分) 天橋立-一の宮桟橋駅
路線バスをご利用の場合(約40分) 天橋立-元伊勢籠神社前
※ 問い合わせ先「丹後海陸交通0772-42-0321

真名井神社への行き方

元伊勢籠神社の境内地図では上の⑫眞名井神社⑬磐座(いわくら)⑭天の眞名井の水にあたる場所です。
元伊勢籠神社には有料駐車場境内地図「P」があります。ここから降りて歩いていきます。
とても気持ち良い散歩道ですので、その後に傘松公園や成相寺へ行く人はこの駐車場が便利だと思います。
細い道が続きますが10分ほど歩いて、ユースホステルの建物を過ぎたころに、奥宮真名井神社の鳥居が見えます。神社の手前右手にも数台の駐車場がありますので、地元で神社のお世話やらお水をいただきにくる方が利用しているようです。

天の眞名井の水は美味しい!

籠神社サイトによれば
 この水は籠神社海部家三代目の天村雲命(あめのおしくものみこと)が神々が使われる「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降った御神水です。
天村雲命はその水をはじめは日向高千穂の井戸にうつし、次に、この宮津にある奥宮眞名井原の地にある井戸にうつしたそうです。
その後、倭姫命(やまとひめのみこと)によって伊勢神宮外宮にある上御井神社(かみのみいのじんじゃ)の井戸にうつしたと伝えられています。
鳥居をくぐってすぐ右手にこんこんと湧いてます。ペットボトルやステンレスボトルなど持参しておくと良いです。
眞名井の水はまろやかで軟らかく、身体にとっても優しいおいしい水です

真名井神社の境内の磐座から発する氣が大きい

当然ながら撮影禁止でした。拝殿の左奥にある磐座が大きな磁場をもっていました。涼やかで清らかな氣に満ちていて、ちょうど木立から太陽の光が差し込んできました。
この神社は古来より海部氏がずっと守り続けてきた場です。御縁から海部公子さんから、この神社との所縁の話を聞いていました。昨年、天に召されたのですがこの場に海部公子さんがいらしたような穏やかな心地がしました。

御祭神 磐座主座には豊受大神(とようけおおかみ)が祀られています。御神徳は、五穀豊穣・衣食住守護・諸業繁栄があります。相殿には、罔象女命(みづはのめのみこと)彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)神代五代神(かみよいつつよのかみ)が祀られています。
磐座西座には、天照大神(あまてらすおおかみ)伊射奈岐大神(いざなぎのおおかみ)伊射奈美大神(いざなみのおおかみ)が祀られ、御神徳には縁結び・夫婦和合・家内安全・延命長寿があります。

磐座とは、古代から受け継がれる祭祀の場で、その神が宿る石で神祀りが行われてきました。
神を祀る常設の社殿がない時代でも、ひとびとは大きい木や岩石に神々が籠もると考え、それらを崇拝対象として神祀りを行っていました。
眞名井神社境内地には縄文時代の石斧や掻器などが出土し、また弥生時代の祭祀土器破片や勾玉が出土しています。この眞名井原一帯は縄文時代から神聖な地と考えられ人間が生活を営み、神々をお祀りして続けている特別な場所なのだそうです。

むすひ詣り: 真名井神社授与品


画像は籠神社サイトより
新月(朔)と満月(望)には、古来より大切にしてきた天地・万物を生成・発展させる霊妙な力(むすひ)の御神威があり、この縁の日に天橋立を南に望む真名井原に鎮まる籠神社・真名井神社を参拝することを「産霊詣り」と言います。
 真名井神社では新月の日、満月の日に参拝する「むすひ詣り」には特別な授与品があります。新月の日には黒色、満月の日には白色の御守をご参拝頂いた方、お1人様1体のみ籠神社の授与所にて授与しております。
郵送はしていないので、参拝日を確認してから出かけると良いです。

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