伊根の舟屋穴場ランチはナマコ!遊覧船おススメ・駐車場・おみやげ

めぐり旅

京都最北に伊根町があります。今回は宮津市の天橋立と共に計画を立て行ってきた感想を報告します。

伊根の舟屋が人気は海外からもお墨付き。懐かしい日本の風景

京都府北部「海の京都」と称される 伊根の舟屋の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されいます。
穏やかな海面が煌めく伊根湾と地域固有の地形を生かした漁村の風景が、旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得したこともあり、多くの外国人が訪ねてくるようになりました。
その影響も受けて伊根の舟屋で宿泊したい要望に応えるように、宿も増えてきました。

伊根の舟屋が人気。遊覧船どちらがお得か

大型遊覧船

今回は天橋立へ先に行ったこともあり、天橋立を眺望できる傘松公園を往復するリフト・ケーブルカーの往復券とセットになった遊覧船チケットを購入しました。ただし1日目を天橋立にして、2日目朝早くに伊根町に入りました。
丹後海陸交通株式会社

このチケット特典はカモメのエサつき。何を食べるのかなと思ったら、なんとあのカルビーかっぱえびせんでした。通常は100円払います。
大型遊覧船で団体客も何団体も加わり、客室のほかに甲板に出てエサやりに夢中になるみんな。舟屋よりカモメに目が行きます。時々トンビが狙ってきては見事にかっぱえびせんを前足でキャッチして、羽ばたきながら器用に食べている姿が印象的です。

小型遊覧船(海上タクシー)

観光協会サイトに小型遊覧船のリストが出ています。

地元の船頭さん達が自分の船でガイドをしながら伊根湾内を周遊してくれます。
最大20名定員ですので大型より臨場感を味わえます。少人数(~5名様程度)であれば当日予約無しでご乗船できるらしいです。
乗船場所は数か所あります。 七面山駐車場付近からのご乗船が便利とのこと、詳しくは船頭さんに直接お電話して聞いてみましょう。
料金は大人1名様あたり1,000円とのことですが、家族利用の場合など個別聞いてみると良いです。漁船を利用して少人数で巡る遊覧船の場合は、伊根の舟屋の傍まで近づいてじっくり見てお話を聞くことがが出来ます。
それぞれ船頭さんに直接電話してお願いすることになりますが、とても丁寧に対応してくれます。

伊根町駐車場はどこが良いか

伊根町は人気ですが道が細くて駐車スペースが足りない状態です。伊根町の駐車場情報を参考にしてください。
朝早ければ、無料の「道の駅舟屋の里伊根駐車場」に停めて階段を下りてまち巡りをするのがよさそうです。昼過ぎになると激戦になるので、朝いちばんに伊根町に入るように旅程を組むとのんびり楽しめます。

伊根穴場ランチ「なぎさ」干しなまこ丼

なぎさ鮨へふらりと入ったら、不思議なメニュー。
今回初めて挑戦してみました。「干しなまこ丼」

なまこは中国では高級食材。いつもは中国へ輸出していましたが、今では自社のみ販売しているそうです。なまこは二か月かけて干しておき、戻すには二週間かけて湯でこぼしを繰り返すそうです。コリコリした触感ではなく、まったりした味わいに変わります。
主人は南の島へ出かけるほど海外好きですが、あるときマレーシアで見つけたナマコ石鹸をヒントにして改良を加え、化粧水と石鹸を製造販売しているそうです。
お酒のおつまみセットも充実しています。なかなか食べられない珍味オンパレード。
意外に家族連れや若いカップルなど人気でにぎわっていて意外でした。なぎさ(海の京都)

要予約で営業しているみたいです。TEL 0772-32-0022 

向井酒造・酒粕アイス 伊根ランチ・おやつ

伊根町では「INE CAFE」が行列を作っていました。このたまごサンドが人気のようです。

伊根町の向井酒造へ立ち寄りました。

「日本でいちばん海に近い酒蔵」というフレーズが印象的です。
創業260年の造り酒屋で女性杜氏向井久仁子さんによるお酒が人気です。特に紫小町という古代米(赤米)でつくられた赤い日本酒「伊根満開」G20大阪サミット2019晩餐会で提供されたニュースもあって、店頭では売り切れでした。今回の選定は田崎真也さんが加わっていますが機密ゆえ本人にも内緒だったそうで、ニュースで初めて知ったのですって。
伊根満開の酒粕を使用したもなかアイスがおススメです。 600円。

酒造の敷地内スペースを紹介してくれて、舟屋と海の景色を眺めながら美味しくいただけます。なお12時から13時はお昼休みで閉店するので注意です。

伊根町のおみやげおススメ

伊根町観光案内所にはおしゃれなデザインの伊根町グッズが揃っています。
また遊覧船のりば、道の駅にも、おみやげスペースがあります。
伊根町の舟屋をデザインしたTシャツやバッグは、伊根湾の海色と映り込んだ舟屋がすてきでした。
伊根のいわしのバーニャカウダは、珍しくて美味しい逸品で、おススメです。

伊根町は人が暮らし続けている町。だからこそ心がけたいマナー

伊根町はそこで生活を続けている人がいます。勝手に敷地内に入って撮影しないように配慮が必要です。特に写真撮影などは気を付けた方が良いそうです。

以下は伊根町観光協会のサイトより転載します

伊根の舟屋は観光地ではありません

伊根の舟屋は、名所旧跡ではありません。舟屋は漁師や住民の生活の場です。今なお舟屋を活用して暮らす人々の生活があるからこそ、舟屋は普遍的で魅力的に存在し続けています。この魅力的な舟屋や舟屋を活用して暮らす人々の生活の一部を肌で感じていただき、観光地ではない生活感を体感していただけると幸いです。

伊根の舟屋は個人の所有物です

伊根の舟屋は個人の所有物であり、舟屋や母屋はもちろん、その敷地も個人の所有ですので、所有者の許可なく無断に侵入することはできません。不法侵入は、刑法百三十条に規定される住居侵入罪に該当し、三年以下の懲役または十万円以下の罰金刑に処されることがございますのでご留意下さい。

プライバシーに配慮ください

伊根の舟屋や母屋には、住民が暮らしています。特に日当たりの良い舟屋の海側には洗濯物を干すかたも多くいらっしゃいます。写真や映像を撮影される方は、十分にご配慮の上撮影していただきますようお願いいたします。なお、漁港や舟屋周辺で住民にカメラを向ける方につきましては、被写体になる方に撮影の同意を許諾していただくように努めて下さい。

お静かにお願いいたします

伊根の舟屋周辺にはたくさんの漁師が暮らしています。漁師は早朝から出漁するため夜は早めに就寝する習慣があります。夜間や早朝に騒いだり、駐車場でアイドリングされると住民生活を脅かすことに繋がりますので、ご遠慮いただきますようお願いいたします。

車両には十分気をつけください

伊根の舟屋周辺の道路は、道路幅が狭くすれ違いが困難な個所がございます。この狭い道路は住民の生活道路であり、路線バスも通行しています。駐車場以外での駐停車、私有地の駐車は多くの車両に迷惑をかけることに繋がりますのでご遠慮下さい。

美しい景観のためにご協力ください

伊根の舟屋周辺地域では、陸上はもとより海上についても定期的に住民や地元企業の皆様で清掃活動を実施しております。皆様に気持ち良くご滞在していただけるように、持ち込まれたゴミはそのままお持ち帰りいただきますようお願いいたします。

伊根町及び伊根の舟屋の魅力を永続的に守り続けていくために、
これらをご理解いただき、ご来訪の皆様のご協力をお願い申し上げます。

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