玉置神社へ正式参拝。熊野聖地ガイド中山美穂さんと 月次祭、悪魔退散護符 

めぐり旅

玉置神社(たまきじんじゃ)と天河辨天社(てんかわべんざいてんしゃ)を巡るツアーを、熊野古道の聖地ガイド中山美穂さんが少人数限定で企画されたので参加してきました。
中山さんの熊野ファンブログやYoutubeが人気です。
以前から玉置神社の大祭で奉仕されており、今回はその御縁もあって玉置神社の月次祭と正式参拝をさせて頂きました。
途中に中山さんのブログやYouTubeも合わせて紹介します。

玉置神社(たまきじんじゃ)の参拝順路・玉置神社の神様は

駐車場からすぐに鳥居が見えてきます。朝いちばん、清々しい気持ちで鳥居をくぐります。
鳥居にご挨拶をしてくぐると、左手に玉置神社境内の地図があります。


中山さんが地図をもとに説明しているとこです。
本殿へ行く方法は二通りありますが、足腰が丈夫な方はしっかりと歩き、本殿へ向かって登る道をたどりましょう。階段がきつい方は平な道を歩きますと白山社があります。

枕状溶岩堆積地も見どころです。海底から噴き出した玄武岩のマグマが固まって出来ています。

この地は悪魔退散が起源であったお社。熊野三山奥の宮として、修験道の道としても大切にされてきました。玉置山は標高1000メートル以上に位置しています。

境内には樹齢三千年以上の神代杉をはじめとして、仲睦まじく逞しい夫婦杉や、大杉、常立杉、磐余杉といった杉の巨樹がそびえ立ちます。

本社本殿 (正式参拝する場所)
国之常立神(くにとこたちのみこと)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冊尊(いざなみのみこと)・天照大神(あまてらすおおみかみ)・神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)

摂社三柱神社:赤い旗がはためく稲荷神社。白狐さん奉納された木彫の狐も注目です。
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)・天御柱神(あめのみはしらのかみ)・国御柱神(くにのみはらしのかみ)

玉置神社の例大祭は10月24日

玉置神社では毎年10月24日に例大祭が開催されます。例大祭では神輿や神楽奉舞、もちまきやぜんざいの振る舞いなど行われているので、この日を狙って参拝する方も多いです。ぜひ日程を調整して参加してみませんか。毎年臨時バスが運行するのでサイトを確認して予約しておきましょう。

玉置神社の月次祭(つきなみさい)

例祭の24日にちなんで、毎月24日に「月次祭」が行われます。今回はその月次祭でしたので一緒に参拝してきました。杉葉を敷いた桶で手水で清め、白上着を身に着けて、本殿に入ることが出来ました。普段は本殿外で格子戸越しに拝見するのでしょう。
祝詞や代表の玉串奉納など厳かな時間でした。

玉置神社の正式参拝に行ってきました

玉置神社は正装ルールがあります

これは前回記事に書いた通り、服装はとても厳しくてジーンズ不可。ジャケット着用が望ましいです。

靴はもちろん歩きやすいシューズが必要ですが、本殿に上がるので靴下をはいていれば大丈夫です。本殿床に正座しますが、椅子も用意されています。

社務所で正式参拝を申し込みます。祈祷料を納め、名前・住所を書いた紙を提出します。案内に従って、靴を脱いで本殿へ上がります。

太鼓の音と共に始まりました。禰宜さんの祝詞があり鈴の音色も厳かな力がありました。
一人ひとりに玉串を神様に差し出す機会もとても緊張しました。

玉串は宮司さんから恭しく受け取り、正面に向かいます。玉串を差し出すためにいぐさの敷物にあがるときは膝を使ってにじり上がり、あの上では足で立ち上がらないようにするのだそうです。高々と顔の正面あたりまで持ち上げて、時計回りに180度まわして、神様に枝の元が向くようにして置きます。
その後、二礼、二拍手。ここでは動作は神様との対話時間を大切にしつつも、速やかに行動して一礼して下がり、元の席に戻ります。

玉置神社正式参拝での授与品

玉置神社の社紋は州浜。なんだか逆さミッキーに見えます。使い甲斐があるタオルを頂きました。
御神酒やクリアファイルを頂きました。

幸運鈴と護符は玉置神社が一番良い

社務所では、幸運鈴を2000円で授与して頂けます。とても良い音色がするのでおススメです。

護符は杉の木出来た悪魔退散護符が大人気だそうです。
紙と木とありますが、やはり玉置神社で扱う杉木が良いでしょう。紙は500円、杉の木板は1000円です。

玉置神社の龍神さまか、社守神か。アカハライモリちゃん

中山さんによれば玉置神社の宮司さんがとても可愛がっているのだそうです。会えたらとてもラッキーだと思います。こちらのYoutubeに特別友情出演しています。龍神様か、なるほど御姿が似ているのかな、イモリは家守と書きますが、このアカハライモリちゃんは玉置神社の社守ともいますね。

玉石社(たまいししゃ): 大巳貴命(おおなむぢのみこと)

ここへ至る道は本殿からさらに歩いて20分ほど登った先です。

登山道は手入れしていると思いますが、雨雪も多い場であり、途中は根っこも跳び出している険しい道です。途中でお地蔵さんがいらしてホッコリする場面もありますが、足元に注意して上り下りする必要があります。

白い丸石が敷き詰められた奥にしっかりと存在する黒色の岩こそが玉石の由来です。
御利益がある場ゆえ、ぜひ御縁がありますように。

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