熊野古道初心者向コースへ初挑戦して歩き、牛馬童子像にも会いました。

牛馬童子 お寺めぐり

熊野古道初心者コースなら、まずは中辺路にある牛馬童子像を訪ねる

「中辺路」の途中で寄る人気エリアです。牛馬童子を訪ねるコース例
バス停「牛馬童子口」もしくは道の駅「道の駅熊野古道中辺路」から熊野古道を歩いていきます。それほど急阪もなく道も整っています。歩いたらちゃんとかわいらしい童子像がお迎えしてくれるのも、がんばれるポイントです。
牛と馬にまたがる僧服の石像は花山法皇の熊野詣の旅姿と言われます。
明治時代に作られた高さ50cm程の姿は小さくてかわいい印象で、中辺路のシンボル的存在となっています。

熊野古道へのアクセスいろいろ 車・電車・バス

◎飛行機

東京から飛行機
◎名古屋から車
東名阪道から伊勢道~紀勢自動車道~熊野尾鷲道路~国道42号線と経由して和歌山県南部へ。高速道路を利用した方が良いでしょう。
所要時間(名古屋市内~那智勝浦町) 約3時間30分
◎大阪から車>まずは熊野本宮へ
阪和自動車道⇒紀勢自動車道と進み、上富田ICで降りて右折、42号線に入ります。
42号線を約5分、「岩崎」の交差点を左折し、311号線に入ります。国道311号線を真っすぐ行き「本宮」のT字路で左に曲がり、168号線に入りまっすぐ行くと本宮へ到着です。

◎電車

◎電車>那智勝浦駅へ
JR紀勢本線・名古屋から特急ワイドビュー南紀号で終点 紀伊勝浦駅まで約3時間。なお紀伊田辺駅方面へ行く場合は新幹線で新大阪まで行き、新大阪から 特急スーパーくろしお号に乗りましょう。
◎電車>那智勝浦駅へ
JRきのくに線新宮行 特急スーパーくろしお号(京都~新宮)が京都、新大阪、天王寺といった主要駅から和歌山駅、紀伊田辺駅、紀伊勝浦駅を経由し新宮駅まで運行しています。熊野交通バスで熊野那智大社へむかいます。

バス

熊野古道へ行く

龍神バス
熊野古道「中辺路」の「田辺駅」~「熊野本宮大社」区間で運行しています。

熊野御坊南海バス
「新宮駅」を拠点に、熊野三山すべてにバスが運行しています。
本数が少なく最終便も早い路線もあるので時刻表でチェックして計画を立てましょう。

明光バス
「南紀白浜空港」から「新宮前」までのバスが運行しています。

平安時代からよく歩いたものだ編

京を起点に淀川を下り、天満橋の辺りで陸に上がり、天王寺-堺・岸和田-和歌山-御坊の海岸沿いを歩き、熊野の玄関口「口熊野くちくまの」田辺まで下り、後に「中辺路」と呼ばれる道を通って、本宮大社に参詣した。その後、熊野川を船で下り、熊野川河口にある新宮の速玉大社に詣でた。そして新宮からは海岸線沿いを辿り、那智川に沿って那智大社に参拝し、再び新宮を経た後、熊野川を遡行して本宮大社に戻り、都への帰途についた。往復約600km、約1ヶ月の旅程を歩いた。高貴な方は馬や輿で移動したが古道では非常に狭い道もあるが、よく歩いたものだ。

熊野古道初心者向コース、熊野に惹かれた理由

「熊野詣(くまのもうで)」とは「熊野三山」(1)熊野本宮大社(2)熊野速玉大社(3)熊野那智大社・那智山青岸渡寺 をお参りすることです。
ここへ参詣する道を「熊野古道」といいます。2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産(文化遺産)に指定されました。
平安時代の宇多法皇から始まって、歴代の法皇・上皇・女院による熊野御幸がありました。
特に後白河上皇は熊野好き過ぎて33回も通っています。その時お連れした人たちと共に今様(いまよう:今で言うとさしずめJ-POP)を楽しんだとあります。
歌人として有名な藤原定家も若き頃は熊野道を巡り日記をつけています。
熊野詣は、身分や老若男女を問わず受け入れたため、「蟻の熊野詣」といわれるほど大勢の人々がを訪れました。通った道が「熊野古道」と呼ばれる参詣道です。

熊野古道初心者コースで中辺路(なかへち)が一番おススメな理由

バスなど交通網が繋がっている点。しかし後世、田辺から本宮大社までの道を「中辺路」、田辺から那智勝浦・新宮を通る道を「大辺路」と区分するようになり、高野山から本宮大社に至る路は「小辺路」、 伊勢から新宮、那智を経て本宮大社へ至る道は「伊勢路」と呼ばれるようになりました。

スタート「熊野古道館」編

滝尻王子の向かいにある中辺路町の情報拠点。熊野古道を中心とした中辺路の観光案内と歴史紹介を兼ねた休憩施設。


熊野懐紙や滝尻王子社の所蔵品などの展示や中辺路のビデオなどをはじめ、古道に関する資料や中辺路の観光情報が満載で古道再現絵巻のコーナーなどもある。
「熊野古道館」があり、登山ルートの相談やグッズを買うことが出来ます。

スタート「道の駅熊野古道中辺路」編

道の駅では「熊野古道中辺路」。ランチは鮎のひつまぶし丼がおすすめです。
ここを拠点にして歩き始めるのも良いですね。

646-1402 和歌山県田辺市中辺路町近露2474-1
TEL:0739-65-0671
駐車場:大型:3台 普通車:24(身障者用1)台
営業時間:9:00~17:00

スタート「古道歩きの里ちかつゆ」

古道歩きの郷ちかつゆも食事や甘味、ベーカリーやお土産物購入、またBBQキャンプ場も併設した大型ドライブインですので、こちらからのアプローチの方が便利かもしれません。

〒646-1402 和歌山県田辺市中辺路町近露1810-1
TEL:0739-65-0707
営業時間:9:00~17:00
『快速熊野古道号』各熊野本宮線から「古道歩きの里ちかつゆ」バス停
紀勢自動車道《上富田IC》から車で約40分
JR紀勢本線《白浜駅》から車で約45分
南紀白浜空港から車で50分

熊野古道を歩いたら温泉にも浸かりましょう

紀ノ国は湯どころです。バスでも
日本最古と言われ湯の峰温泉はまさに秘湯。小栗判官ゆかりのつぼの湯もあります。
「湯峰温泉」「川瀬温泉」「渡瀬温泉」共々バスもありますのでうまく利用して回りましょう。

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