やまと絵展 混雑状況!?グッズ抱き枕が人気。チケット入手と会場での裏技。単眼鏡必須!地獄絵巻・百鬼夜行絵巻・鳥獣戯画絵巻

お寺めぐり

やまと絵展@トーハクは今、必見の展覧会である理由

会期中に4期にわかれて開催されている展示。実は4大絵巻が並ぶ第1期は終わりました。が、有名どころでない絵巻こそ面白さがいっぱいです。

マンガで予習する「やまと絵」

1話「やまと絵はカレーライス!?」 公式サイトで、マンガで分かる「やまと絵」は予習に一番良いです。やまと絵って何??という疑問にすっかり答えてくれます。

やまと絵展は混雑状況は?穴場時間を狙え

今回は時間指定制であること。展示の多くが絵巻物などじっくり見ないとわからない展示品が多いため、列が出来やすく、しかもなかなか進まない感じになります。
時間指定制とはいえ、入る時間は決まっているものの、出る時間は強制されないので、どんどん増えてきて動かなくなる可能性があります。
特にトーハクはなぜか午前中が混みがちです。
平日夕方、特に金曜日夕方から入ると閉館時間が20時までなので、かなりじっくり味わいたい人にはおススメです。閉館時間間際は特に空いてくるのでねらい目です。

やまと絵展は国宝&重要文化財オンパレード

今回は時代を生き抜いた奇跡の絵巻物たちがずらりと並ぶ、奇跡の展覧会です。その希少性ゆえ国宝扱いになった絵巻物が並びます。
予習用にいくつかYoutubeで作成されたものをあげてみます。
「鳥獣戯画」は会期によって巻が異なりますし、「百鬼夜行絵巻」は真珠庵本で少し違ったりするのですが、いずれも共通して言えるのは、本物の筆ネイティブの筆致の細かさと表情の豊かさを実感してください。ネットでは味わえない迫力です。

「鳥獣戯画絵巻」

「百鬼夜行絵巻」

「地獄草紙 餓鬼草紙」

やまと絵展のチケット入手

やまと絵展チケットはこちらで事前に用意しておくことが大事です。平日は良いですが、土日は時間指定のため、あらかじめコンビニなどで手配しておくと良いです。

鑑賞チケット 観覧料

一般2,100円 大学生1,300円 高校生900円

土日の指定予約

土・日・祝日
10月 28日(土)、29日(日)
11 月 3日(祝)、4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、
23日(祝)、25日(土)、26日(日)
12月 2日(土)、3日(日)

• 中学生以下の方 ( 未就学児を含む )• 無料観覧券をお持ちの方• 東京国立博物館友の会の特別展観覧券をお持ちの方• その他特別展をご覧いただける各種会員カード等をお持ちの方
チケットまたは会員証等に加え、予約した「日時指定券」

やまと絵展の会場での裏技

東京国立博物館平成館はとてもわかりやすい部屋割りになっています。
4つの部屋に分かれていて、第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 とあり、一周するつくりとなっています。この構成を活かして裏技鑑賞しましょう。
個人的に面白くておススメな部分は、やはり中世時代の絵巻物。

元祖、マンガ アニメと言われるのも納得できるほど、隅からスミまで突っ込みどころが満載の人物が勢ぞろいです。

第1周目は全体の流れを掴むために、後ろ側から展示構成を把握するためにさっと一周します。
その時にゆっくり見たいなと思うエリアを確認しておくと良いです。特に絵巻は行列に並んでじっくり見たい場合は動きに合わせてゆっくりするため、ここでは我慢。
第2週目は自分が見たい絵をじっくり見ます。特によく見たいと思った絵巻は列に並んで最前列でじっくり見ることをしても良いでしょう。
第3周目は全体の中で展示作品が繋がるように、前後関係なども味わうと先ほど気が付かなかった発見があります。3周目半分したら、ミュージアムショップをチェックしておきましょう。

やまと絵展は単眼鏡必須!見るときのポイント

美術館では単眼鏡があると、作品の細部までよく見ることが出来るので必須アイテムです。特に今回のような照度が抑えた中で細密に描かれた作品を見る場合に役立ちます。
私は高価かなと思ったのですが、実際に倍率を調節して、スパッと鮮明に画面をクローズアップして見えた瞬間の感激を想うと、今ではなしでは考えられません。
照明もやや抑えた空間と、人がいることを考えると、少し距離があっても至近距離で見ているよう体感です。絵巻物の人物がまるで目の前で動いているようです。特に地獄絵巻や百鬼夜行絵巻はじっくり見てほしいです。
ちなみに私はこちらビクセンを選びました。
今回は金曜日夜間閉館前を狙って、気になる大好きな作品を単眼鏡でじっくり見ることが出来ました。

やまと絵展はグッズも進化。立体化し続ける

「絵巻抱き枕 鳥獣戯画」は再入荷分がすべて予約分でなくなったため、引き続き特別展特設ショップ店頭で予約購入を受け付けます。
猫ちゃんと比べるとこのビックサイズ!

「やまと絵」展覧会の会場は4つの部屋に分かれており、第1室第2室と抜けた先にミュージアムショップが充実してあります。グッズをゆっくり見ているとキリがないので、軽くチェックしておき、3周目の途中で買うと良いです。
今回の立体化は、鳥獣戯画のネコ様と百鬼夜行絵巻の赤いひとつめ妖怪君がぬいぐるみになっていました。
だき枕は圧倒的な人気で完売。ショップで予約受付となっていました。

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