京都の紅葉 人気&穴場エリアは?紅葉シーズンのアクセスのコツは?

めぐり旅

京都の紅葉はなぜキレイなの!と感激したのは、紅葉(モミジ)の色づきが鮮やかで美しいこと。日本では、古来より落葉樹が色づくことを「もみつ」と言いました。
秋に赤くなる植物「もみじ」。とりわけこのイロハモミジは、別名タカオカエデとも呼ばれています。高尾とは京都北西エリアの高雄地区のこと。
高雄周辺の山の斜面に自生するイロハモミジが格別に美しいということで、この別名が付きました。高雄周辺は、紅葉の環境条件が特に凝縮されているようで、古くから紅葉名所として知られてきました。

京都の紅葉はなぜキレイなのか? 紅葉の環境条件とは?

その年の天候によって左右されますが、基本8度まで冷え込むと色つき始まり、5度になると色が美しくなるそうです。紅葉を美しく色づく条件があります。
(1) 気温の寒暖の差が大きいこと 夏は暑く冬は寒いと言われていますが、四季の変化がむしろ紅葉にはとても大切なこと。温度が低くならないと色づきが悪くなります。
(2) 十分な日光を受けること 京都は景観のために高層ビルが多く建っていないことも利点になっています。
(3) 水環境が恵まれていること 鴨川や保津川、桂川と水に恵まれていることも瑞々しい色合いに大切なことです。
(4) 斜面地であること
(5) 空気が澄んでいること
京都の寺社仏閣は敷地も広いため、寺社建築や日本庭園との配置も美しく見える条件が揃っていることも大きく、京都の紅葉が人気な理由です。

京都紅葉の人気エリアとアクセス

東福寺・湧

瑠璃光院

瑠璃光院は鏡のように鮮やかな床紅葉が楽しめることから大人気スポットです。予約は必須です。
夜間拝観として特別な予約も開催しているようです。

南禅寺・永観堂

南禅寺は敷地も広く紅葉も銀杏も楽しめます。特に山門(三門)に登って眺めるモミジと市街の景色は格別です。琵琶湖疎水跡は写真でも人気のエリアです。

永観堂も広大な敷地にモミジが美しいので紅葉時期は特別体制で拝観が出来ます。見返り阿弥陀様はゆっくりと拝観できると良いですね。

地下鉄でアクセス

京都駅から地下鉄烏丸線「烏丸御池」乗り換え東西線「蹴上」で下車。途中、インクラインや琵琶湖疎水など楽しめながら歩くのも良いでしょう。

嵐山 天龍寺

嵐山は大人気エリアで、天龍寺界隈もお店が出て大賑わいです。
天龍寺苑内も広いですが、きっと賑わっていることでしょう。

三尾 神護寺・西尾寺・高山寺

三尾(さんび)とは(高雄(たかお)・槙尾(まきお)・栂尾(とがのお)のこと。それぞれ 神護寺(じんごじ)・西尾寺(にしおじ)・高山寺(こうざんんじ)を指します。
紅葉は美しいのですが、神護寺まで上がる道ははっきり言って長くてきついです。体力があるうちに行くか、途中の茶屋でのんびり休みながら登って行くのも良いでしょう。

バスでアクセス

ここはバスか車しかアクセスがありません。
JR西日本バスで京都駅から乗車します。通常は50分かかると案内されます。交通事情が混雑していなければ予定通りいくので、三つのお寺を巡りましょう。
高山寺の傍に市営駐車場があります。紅葉時期は駐車料金も高めとなりますが数が限られているので朝早めに行くことがおススメです。

瑠璃光院

瑠璃光院は必ず予約をしていきましょう。大人気過ぎて激混みな印象です。映えることは確かですが、ゆっくりできないのが難点です。

京都紅葉の穴場エリアとアクセス

京都府立植物園

京都府立植物園は広大な苑内にイロハモミジ以外にも、多種多様な紅葉が見られることが魅力です。
11月初旬頃から始まるスズランノキ、ニッサボク、ニシキギといった世界三大紅葉樹や、国内最大クラスのフウの木のほか、「なからぎの森」の池周辺の紅葉銀座など、たくさんの樹木や植物の紅葉が楽しめます。

地下鉄でアクセス 地下鉄「北山」駅ですぐ

京都御苑

京都御苑は何といっても無料!そして広いです。
敷地内には京都御所、京都迎賓館京都仙洞御所があります。京都迎賓館ツアーに参加してじっくり楽しんでも良いでしょう。

地下鉄でアクセス 地下鉄「丸太町」「今出川」いずれか良いですが、京都御所や京都迎賓館は「今出川」駅の方がやや近い感じがします。苑内から砂利道を歩くので、歩きやすい靴で行くのが良いでしょう。

京都紅葉ハイシーズンに新幹線の切符をスマートに買うならば

新幹線の乗車時間が直前まで決められないけど、新幹線切符売り場が混雑して買うまで時間がかかることもあります。ちょうどハイシーズンで行列が長かった時、スマートEX会員になって自分の手持ちの磁気カードに乗車データを入れて、するっと改札に進めることが出来ます。
直前まで指定席を選べたりできますし、もちろん自由席にも対応しています。長い切符売り場の行列を横目に、改札でスマートに行けるので便利でした。

京都の紅葉ハイシーズンに京都市内をうまく巡るには

京都市内はインバウンドも戻り大混雑になっています。京都市内もバスも時間通りに来ないとか、乗車できないこともあるとか。
京都市内地図ではまっすぐで近そうな印象ですが、歩くと実は意外に遠かった!という体験を何度もしました。地下鉄・バス一日乗車券もうまく使って、無理がない計画を立てると良いでしょう。

ハイシーズンマイカードライブも混雑に巻き込まれやすいので、穴場な早朝・午前中時間に移動するとか、市内は通らないような工夫をされると良いです。

駐車場もエリアによって値段がピンキリなのでリサーチ注意です。
経験的には七条エリアに時間制でも比較的良心的な穴場駐車場がありました。逆に南禅寺界隈にはびっくりするほど駐車場が高いので気を付けてください。

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