奈良室生寺のシャクナゲ。奈良室生寺へのアクセスは?写真家土門拳も憧れた平安の美仏

室生寺 お寺めぐり

奈良室生寺はシャクナゲ(石楠花)と美仏のお寺

花の寺として美しい室生寺(むろうじ)は女人高野と呼ばれます。

太鼓橋を渡って門前から別世界です。花に包まれた階段を登るとき、見上げる五重塔の愛らしい姿。
訪れた時はちょうど春の雨。石楠花が雨の恵を受けて嬉しそうな雰囲気でした。
もちろん春には桜、初夏には青もみじ、秋には紅葉が平安の美しい伽藍を彩ります。

寶物殿

寶物殿(ほうもつでん)
室内でじっくりと美しいほとけさまを拝むことが出来ます。
特にかわいい十一面観音、りりしい釈迦如来坐像。十二神将では夢見るポーズの未神に注目を。

本堂(灌頂堂)

本堂(灌頂堂)
涼やかなお顔の如意輪観音菩薩。カヤで作られた一本造りです。

金堂

金堂
十二神将は子神・丑神・午神・申神・戌神・亥神
中尊 釈迦如来立像の指先まで美しい姿は必見です。寶物殿まで近寄れませんが
ここにいると時空を超えた体験が出来ます。

奈良室生寺の仏と花に惹かれた写真家たち

土門拳

土門拳が生涯最も愛したお寺。昭和14年から晩年の昭和53年まで足繫く通った。
昭和14年(1939)に初めて室生寺訪れて以来、数え切れないほど通い続ける。
昭和53年(1978)40年目にして、初めて雪の室生寺を撮影。写真集『女人高野室生寺』出版している。感動的な雪景色の撮影秘話は、当時の定宿橋本屋に残る。

入江泰吉

土門拳と入江泰吉、巨匠を魅了した奈良「“>雪の室生寺」時を刻む

三好和義

中学生の頃から巨匠土門拳に憧れた写真家になった。毎年「室生寺」カレンダーも出し続けている。

奈良室生寺へのアクセス・奈良室生寺の拝観時間

 バス

奈良交通バス「室生口大野駅」~「室生寺前」
「室生寺前」バス停下車、徒歩約5分 所要時間 約14分

バス運賃

室生口大野駅~室生寺 440円
室生口大野駅~室生龍穴神社 490円
室生寺~室生龍穴神社 190円

バス時刻表(2022年4月現在)

室生口大野駅 発 時間 龍穴神社 発
15(土日祝日のみ) 8時 39
19 9時 43
19 10時 43
19 11時 43
58 12時
58 13時 22
58 14時 22
58 15時 22
16時 33

奈良交通バス)春期・秋期の繁忙期臨時バス(増発)、長谷寺直行バスが運行

拝観時間

8:30~17:00(冬期間※※12/1~3/31の間は9:00~16:00)
寳物殿 9:00~16:30(冬期間※12/1~3/31の間は9:30~15:30)

入山料

個人 団体
大人 600円 500円
子供 400円 300円

◎寳物殿は400円

〒633-0421宇陀市室生78
電話:0745-93-2003

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