草喰なかひがし完全予約電話のみ 075-752-3500。予約はカウンター席を狙え!中東久雄さんの横顔

めぐり旅

草喰 なかひがし 何と読むの?

そうじきなかひがし。Sojiki Nakahigashi

京都でも予約が取りにくい名店として有名です。ミシュランガイド二つ星を取りますます人気が高いお店としてあげられます。
“草を喰(は)む”にちなむ「草喰(そうじき)」とは、主人中東久雄さんが生まれ故郷美山での摘草料理から、大原をはじめとした農家の野菜をたっぷりいただく料理から名付けられたそう。

草喰 なかひがしは完全予約 電話のみ 075-752-3500

予約は、朝8時から19時までの受付です。定休日は、月曜日&月末の火曜日なので、注意が必要です。でも予約は日本語での電話のみ。
海外の人も利用できるよう外国語(英語)の予約サイトが用意されています。

電話予約は、毎月1日朝8時から翌月予約を受け付ける

完全予約なので空きやキャンセル待ちがあればよいですが、基本は翌月の電話予約のみです。
ただし、一度お店を利用して常連さんになると早めに次の予約ができます。

草喰 なかひがし予約するなら、カウンター席を狙え!

亭主中東久雄さんのダジャレ連発トークをしながらお料理について語る姿が本当に楽しいからです。もちろん、料理はお見事で素材のはなしを聞けるのもカウンターならでは。常連さんに交じる丁々発止のやりとりは聞いていても楽しいです。
日本酒やビールは揃っているので対話しながら選びます。飲めない人はノンアルコールでおしゃれな宇治茶もありますし、温かいお茶も適切なタイミングで入れてもらえます。
最後は特別に珈琲を入れていただくのですが、その注ぐ姿はとってもかっこいいんです。それは1階のカウンターでしか見られない!

草喰 なかひがしは、なぜ予約が取りにくいのか?

席数はたった30席のみ。カウンターはおくどさんを囲んでぐるりと13席。そして、2階に座敷2部屋あります。お客さんとの距離感をとても大事にしているので、1階はすべてカウンターのみです。その分、ひとりひとりに合わせて丁寧なお料理でもてなしてくださいます。

草喰 なかひがしはどんな料理が出るのか

2021年8月まだコロナで気をつかう時期でした。中東さんはマスクをしていますが、私たちは抗菌作用のある器具を首から下げて、おいしくいただくことが出来ました。お料理ひとつひとつの説明はしませんが、とにかく素材がおいしい、そして器も美しいおもてなしです。

草喰という名の 自然の恵みを 海から山からいただきます

野菜の持つ味を丁寧に取り出します



キュウリの花とちいさな実りを頂きます。ふわふわムース仕立てで夏らしい食感でした。

主役はおくどさんで炊いたご飯と炙っためざし

中東さんは美味しいめざしを味わうために、おくどさんで最高のごはんを炊いてくれます。そのための特製おくどさん。

主役はご飯と炙っためざし

名残惜しい時間も最後の締め

夏なので梶の葉っぱを敷いて

草喰 なかひがし中東久雄さんの横顔

中東久雄(なかひがし・ひさお)さんは1952年京都生まれ。生家は京都洛北花脊にある
料理旅館「美山荘」です。摘草料理が名物ですが、考案したのは兄・吉次さん。料理を担当しやがて美山荘料理長に。そして、1997年に銀閣寺傍に「草喰なかひがし」を開店します。2022年には25周年を迎えました。
その語り口は自然に対する姿勢とともにユーモア溢れる語り口、本を読んでいても人柄が感じられて、ファンになるはずです。

『草菜根──そしてご飯で、ごちそうさん』(文化出版局)
『おいしいとはどういうことか』(幻冬舎新書)
『自然を喰む 草喰なかひがしの食べ暦』(集英社)

草喰 なかひがしへのアクセスは?

京都府京都市左京区浄土寺石橋町32-3

・アクセス
京阪出町柳駅より タクシーで8分
JR 京都駅より タクシーで20分
JR京都駅バス30分 京都市営バス「銀閣寺道停留所」より 徒歩3分

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