”御料理はやし”京料理。隠れ家ランチはタクシー運転手さんおススメ
「京都の和食なら”御料理はやし”」とタクシー運転手から教えられます。お値段が高ければそこそこの料理が出ますが、これだけ一皿ひとさらに心を込めて丁寧に出されるお店は多くないです。
こちらのブログでは御料理の流れをすべて記録しているので参考まで。
(御料理のお値段はご時世ゆえかかなり高値に変わりました)
このお店では写真厳禁なので(ほかのお客さんへの配慮から、だそうです)今回の美味しいランチの内容は載せることが出来ませんが、こんな流れです。
向付、八寸、刺身、焼き物、香の物、お茶漬け、お菓子、お抹茶
懐石料理の形式に、はやしさん独特の美意識とこだわりが満ちています。
御料理はやし おせち料理が人気な理由
朝日新聞記事より。
味はもちろん素材を愛したゆえに丁寧ですが、特に「百合根きんとん」や「黒豆」は絶品です。盛り付けも美しくすべてに至るまで丁寧にしつられています。
例えば知人によれば、伝統的なおせち料理にある、ごまめ、なます、黒豆、紅白蒲鉾という定番から、里芋と棒だらの煮物、鴨のロースト、鯛の子の湯葉巻き、蟹のすり身を詰めた堀川牛蒡、子が詰まった鮎と、海の幸山の幸を取り合わせた組み合わせです。それが二段重ねのお重に丁寧に詰められていく様子、みんなの憧れの理由です。
”御料理はやし”林亘さんが朝日新聞「食の職人」に登場している
”御料理はやし”林亘さんから朝日新聞を見せてもらいました。
「食の職人」は朝日新聞毎週金曜日に連載されています。
これぞ京料理と言える手間暇がかかった料理の数々を、四季折々と京都とその周りの自然と絡めて紹介しています。ご主人の林亘さんの身の上話や、料理の修業で出会った山の先生、海の先生との交流など、朝日新聞記者の長沢美津子さんは丁寧に聞き出して、美しい一品の写真と共に、連載を続けています。私はこの過去の連載記事も読みたくて、朝日デジタルに登録してしまいました。
”御料理はやし”林亘さんアイディアマン
「食の職人」によると、林さんは食材に合わせて工夫されています。食器などもデザインされるようです。アイスクリームスプーンも「林」オリヂナル。
店内でしか頂けない格別な日本酒、純米大吟醸「林泉」(招徳酒造)も特別誂えです。
”御料理はやし”のアクセス
御料理 はやし (おりょうりはやし)
電話 075-213-4409
京都府京都市上京区梶井町448-61
11:30~13:30(L.O)
17:30~19:30(L.O)
定休日水曜日
京阪電車で行くときは「出町柳」で降りて橋を渡ります。交差点を左折して北村美術館が見えるので、角を曲がるとすぐです。京都のタクシー運転手ならば、みんな知っているはずです。
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