京都祇園祭の宵山(よいやま)・山鉾巡行、ちまきも屋台も会所巡りも2023年を愉しむ!

めぐり旅

祇園祭はいつから?どんなおまつりなの

疫病退散を願ったお祭り。
悪疫を鎮めるために矛(ほこ)を神泉苑(しんせんえん)に立て祇園社から神輿を送るのが祇園御霊会の始まりだとか。
祇園祭は、7月1日から31日まで続く京都の大切なお祭り。
山鉾巡行は前祭(17日)と後祭(24日)とあります。前祭にあわせて宵山(14-16日)は誰もが楽しみにしている屋台が揃い、会所巡りも愉しめるわくわくするお祭りのメイン。

歴史を振り返ると、京都が戦場となった応仁の乱で中止。しかし、明応9年(1500)に復興し山鉾36基をクジ引きで決めて巡行した。
新型コロナウイルス蔓延防止でやむなく中止が2022年令和4年より復活しました。
今夏2023年は完全復活、しかも三連休となって、混み具合も楽しみ倍増となります。

祇園祭宵山(よいやま)は7月14日から16日。屋台・ちまき・会所巡りを愉しむ

祇園祭の屋台

これは宵山(16日)&宵々山(7月15日)だけのお楽しみ!ぜひ満喫しましょう。
そぞろ歩きも楽しいですが、目的があれば、早めに抑えておくほうが良いでしょう。京都の出し巻玉子焼きや鱧などビールと一緒に味わいたいですね。
膳處漢ぽっちり 祇園祭名物「しみだれ豚饅」
人気過ぎて通販でも買えるようになりましたが、やっぱりアツアツを食べたい!

ちまき

くじ引きで順番が決まった途端に人気鉾はあっという間に完売するので、お気に入りがあれば、ネット販売で入手するか、14初日朝早めにゲットしましょう。
ちまきの材料となるクマザサなど手薄だったり、作り手が減り、品数も減ってきているそうです。
保昌山:縁結び
浄妙山:勝運向上
鯉山:立身出世・開運
占出山:安産
郭巨山:金運向上
油天神山:学問成就

会所めぐり

会所飾り公開(山鉾保存会PDFファイル)
会所飾り公開(前祭)では山鉾町の町会所に飾り席が設けられ、山鉾のご神体や豪華な懸装品など、お宝お披露目。女性も登れる山鉾もあるので、スカートではなくパンツスタイルが良いかな。
江戸時代がつい最近という感じの京都。戦争は応仁の乱。

祇園祭山鉾巡行はいつから?どこがおススメ?

山鉾はこんなにあります。

【Stroly&京都新聞】祇園祭の山鉾情報がスマホでわかる絵地図をこちらで紹介します。

山鉾巡行前祭宵山

前祭は7月14日から16日まで
前祭祇園祭宵山ガイド2023

山鉾巡行前祭

前祭絵地図は17日です。

山鉾巡行後祭宵山

後祭宵山は7月21日から23日まで
後祭祇園祭宵山ガイド2023

山鉾巡行後祭

後祭絵地図は24日です。


京都のわらべうた♪

宵山万華鏡・森見登美彦の祇園宵山迷宮ワールド

宵山万華鏡

祇園祭宵山を舞台にした中編集。宵山姉妹・宵山金魚・宵山劇場・宵山回廊・宵山迷宮・宵山万華鏡。森見登美彦さんの「ズレと繰り返しのパラレルワールド」インタビュー記事も。

この宵山というものは、どこに祭りの中心があるのか分からない。祇園祭というからには八坂神社が本拠地なのだと理屈では分かっても、縦横無尽に祭りが蔓延して、どちらの方角に八坂神社があるのかさえあやふやである。祭りがぼんやりと輝く液体のようにひたひたと広がって、街を呑みこんでしまっている。

京都の町に響く「コンチキチン」のおはやし

各鉾保存会で練習している鉦の音コンチキチンを聞くと、京都の夏が来たと嬉しくなります。

祇園祭期間は交通網・炎暑対策に注意!

交通網

この時期になると山鉾が組みあがっていきます。
ただでさえ一方通行の京都の狭い道が更に狭くなります。この時期だけは洛中の市民も我慢がまん。
自動車や自転車は余所者が入ると一方通行ルールと狭さでトラブルになるので、なるべく避けましょう。

炎暑対策

なんといっても「京都の夏」完全対策が必須です。一度有料観覧席を選んだ事がありますが、炎天下でいるだけで酷暑。配布されたカチコチに凍らせたスポーツドリンクも次第にお湯になっていました。
日傘は厳禁なので、帽子と長袖、日焼け止めはしっかり塗って備えまししょう。

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