あきの蛍能でホタルが舞う
あきの螢能(ほたるのう)は、奥大和の里阿紀神社(奈良県宇陀市)境内の屋外能舞台で毎年初夏に行われる恒例行事です。
この能ではクライマックスに達する場面で、蛍姫たちが手にした籠からホタルが放たれます。
それはまさに夢幻の世界です。織田長頼が寄進した能舞台で、織田家紋の垂れ幕で囲われます。阿紀神社では江戸時代より大正時代まで能が奉納されていたそうです。
平成4年より保存によって、由緒ある能舞台で薪能を再開。平成7年には「あきの蛍能」として、宇陀のホタルを守り育てる活動、子どもたちに能楽を体験する活動と共に続けて、29回を迎えました。
第17回 阿紀神社境内で能「田村」が上演されている最中に
第28回 久しぶりの上演再開です。うだ子ども能楽発表・仕舞・狂言・能「殺生石」
蛍能に行きたい!阿紀神社へのアクセス
蛍能の会場は晴天ならば阿紀神社、雨天の場合は宇陀市文化会館となります。公式サイトの案内です。
蛍が飛び交う時期はちょうど梅雨時とも重なります。今までは60%の確率で能舞台で出来ました。
2023年より5月の開催へと工夫したことで、無事に能舞台での上演が叶いました。
住所 宇陀市大宇陀迫間25
電話 0745-83-3168
拝観時間自由
駐車場 無料駐車場あり(4台)
電車・バスをご利用の場合
近鉄 榛原駅から大宇陀行バス「大宇陀高校前」下車 徒歩5分
コメント